こんにちは。

この10年間で、
「冷えの対策」は随分と一般的になりました。

お客様とのお話の中でも
「私は〇〇で冷え対策をしています」とか「テレビで冷えの話してましたねー」などなど
「冷え」というキーワードが会話の中で、
自然に出てくるようになりました。

更にお店やインターネット上でも、
冷え対策グッズ、冷え対策方法を目にすることが多くなりました。

つまりこの10年間で
みんな冷えの問題を自覚するようになり、
手軽に冷え対策ができる世の中になったということです。

冷え性対策は身近にあるのに、なぜ改善が進まないのか?

しかし、冷え性でお悩みの方が、
この10年で減ったかた云われると。
答えは”いいえ”です。
むしろ年々冷えでお困りの方は増えている実感があります。

冷え対策は誰にでもできるようになったのに、
なぜ冷えは減らないのでしょうか。

日頃、お客様との会話で感じることは、
冷えに対して対処はするものの、
冷えの原因を解消しようとする方はとても少ないということです。

ストレスと冷えの関係、忙しい日常が招く身体の冷えと向き合う

なぜ人は冷えるのでしょうか。

冷える原因として、
「職場の空調が寒くてー」「冷えやすい服装が好きでー」と
直接身体を冷やすことが思い浮かぶ方が多いのではないでしょうか。

しかし、冷えの意識が高まった最近では、
膝掛けや湯たんぽを職場で使う方や、
冷える前に暖かい服装などで対策される方が増えています。

直接身体を冷やすことに対して、
無防備な方は少なくなりました。

では何が冷えを招いているのでしょうか。
お客様との会話で気になるのは、
とにかく「忙しい」方が多いのです。

「ストレスを受けると交感神経が優位になり、
交感神経の末端から乗るアドならリンが分泌されます。
副腎皮質からステロイドホルモンが分泌され、
血小板が集まって血液が固まるのを促進します。」

「血管が収縮して、血液がドロドロになって流れにくくなり、
熱を運べなくなるため、冷えが起こるのです。

つまり冷えの原因のひとつはストレスです」
(引用 主婦の友社 川島朗著「無理する自分」をすてれば病気は逃げてゆく

ストレスとは
「外部から刺激を受けたときに生じる緊張状態」
のことを指します。

そしてストレス一言でいっても

・負荷の大きい仕事や役割(たとえばノルマとか労働時間、仕事量とか)
・人間関係
・時間の決裁権がない

などストレスが指していることはたくさんあります。
みなさんも何かしら身に覚えがあるのではないでしょうか。

ではストレスから逃げ続けることが冷え対策になるのでしょうか。
この答えも実は”いいえ”なのです。

ストレスから能動的に生きることが、究極の冷え対策への鍵

ここからが大切なポイントです。

ストレスは受けるもの(受動 被害者感覚)かという意識から
ストレスは(究極的には)自分で招いたもの(能動)と
視点を変えていくことで一番大切になります。

受動から能動に切り替われば、
人生の選択も能動的になります

能動的に人生を選択し続けられるようになれば、
同じ出来事や負荷でもストレスとして感じなくなります。

冷え対策の究極であり、基本中の基本。
”生き方”を見直す、根本的な冷え対策をぜひ意識してみてくださいね。

生き方を見直すことは、
もちろん簡単ではありません。

カウンセリング を通じてお手伝いすることもありますが、
ご自身で意識することがとても大切なはじめの一歩、
長年冷えでお困りの方はぜひチャレンジしてみてくださいね。