こんにちは。 いよいよ寒さが増してきましたね。 お身体の調子はいかがですか? 今年に限っては、 疲れがとれていなかったり、 気持ちが安定しないという方が例年より多い気がしています。 というわけで、 今日お話ししたいのは、 緩やかに温めて気持ちを整えるということについてです。

自律神経を整えて冷え対策と心の安定を手に入れる

冷えていないから温めなくて良いよ!と言われそうですが、 実は緩やかな温めは冷え対策だけではなく、 メンタル面にとって良いことがたくさんあります。 まず抑えておきたいのは、 自律神経です。 ご存知の通り、自律神経はメンタルと密接に関係します。 自律神経とは、我々の意志とは無関係に体の働きを調節している神経です。 夜眠っているときにも心臓が止まったり、 呼吸が途絶えたりしないのも、自律神経が働いているためです。 (引用元 日本自律神経病研究会 WEBより) 自然に毎日過ごしていますが、 人は意識してないのに、ちゃんとリズムをとって心臓が動いているのは 自律神経の働きです。

自律神経の秘密:日中と夜のリズムが描く、心地よいバランスの極意

さて、自律神経は リラックスすると副交感神経が優位になり 緊張すると交感神経が優位になることはご存知の通りです。 どちらに傾いていても良くないわけです。 バランスが大切です。 ここでいうバランスは、 いつ計測しても 50:50でバランスを取っていることではありません。 朝起きてから日中活動する時間に向かって交感神経が優位になり、 夜睡眠に向かって副交感神経が優位になる、 この推移がしっかりできている状態が ”自律神経のバランス”が取れている状態です。 仕事が終わって帰宅して、 ちょっと眠れないなと思った時、 または翌朝に疲れが残ったなと思っている時は 自律神経のバランスが取れていない可能性があります。 自律神経のバランスが取れていない自覚のある方は、 すぐに対処してくださいね。

身近なサインから見る、心地よい自律神経ケア

でももし自覚がなくても、 このチェックで当てはまったら バランスを崩して、 交感神経優位のまま帰宅されているかも ☑️ 夕食の時間が床に着く3時間より前以内 ☑️入浴はいつもシャワー ☑️布団から足を出している ☑️足の爪が小さい そんな時は緩やかに温めて、 リラックすることがお勧めですよ。 緩やかな温熱は自律神経を整えます。 温め方はいろいろありますが、 お湯がたっぷりの温めのお風呂、陶板浴など全身を温めると良いと思います。 お風呂の場合は、自分の体温+4度程度が自律神経のバランスには良いとのことです。 (参考 安保徹の優しい解体新書 シャワーよりも断然入浴 より) とにかく大切なことは、 ”緩やかに温める”ということ。 熱いお風呂やサウナでは、 かえって交感神経優位になるから要注意ですよ。