おかげさまで無事に先日17周年を迎えることができました。

今年は、日頃から本当にたくさんの方に支えられているかを痛感した一年でした。
ありがたいことです。感謝、感謝。

コロナ時代の新たな発見:専門用語よりも感覚が導く、身体と免疫を大切にする生活

さて、お客様から「コロナの影響はどれくらいありますか」とよく聞かれます。

一時期よりも戻ってこられたお客様が増えましたが、
それでも、(来客数で)やっと7割戻ったといったところでしょうか。

コロナ過で来店されている方とお話をしていて、
おもしろいなと思っていることがあります。

専門用語や理屈ではなく、
ご自身の身体と免疫のために温めた方が良いと感じて、
その感覚を根拠に来店されている方がとても多いのです。

ついつい理屈や根拠で行動を決めがちな私にとって、
知識も感覚も大切にして自分で行動を決める、
諸先輩方のそういった姿勢にとても良い刺激を受けている次第です。

病気を乗り越える勇気:自分の感覚と決断が導く新たな治癒の道

さて、
ご病気を克服されていく方やずっと元気な方にも同じ傾向があるのと思っています。

「お医者さんが言っていたからー」
「あの先生がー」

西洋医療を選ぶにしても、東洋医療を選ぶにしても、なにを選ぶにしても、
だれかの情報を鵜呑みにしてしまう方や信奉してしまう方より、

「あの先生はこう言っていたけど、私はこうしたい」
と最後はご自身で行動を決めている方が、症状を克服されていくことがとても多いと感じています。

私たちは、
学校のテストのように、
迷った時にほど、だれかのつくった正解を探してしまいがちです。

自分で考えて、感じて、自分で責任をとることより
だれかに委ねてしまった方がとても楽なことが多いです。

学生の頃までは「ああしなさい・こうしなさい」と従ってきたのに、
大人になったら「自分で決めなさい」と言われてもなかなかできないのもわかります。

それでも、
野生の動物が誰の指示も受けないように、
自分の心身を健やかに保つためには、
自分で考えて、感じて、自分で決めることが、
とてもとても大切なのでしょう。

専門家の多様な意見の中で、自分の声を聴く勇気

もちろん知識や専門家の意見は大切です。
しかし、専門家と言われている人の間でも、
意見が分かれることが多いのが「健康」という分野の特殊性です。

情報を参考にすることは大切ですが、
人生の決裁権まで他人に委ねることはないのでしょう。

「自分で決める」
急にはできないなと思います。
できるかどうか不安にもなります。

だけど、
きっと誰もが子供の頃には、
「私はこうしたい」と素直に言えてきたはずなのです。

一度はできていたことだから、
きっと誰にでもできるはずなのです。

寒くなってきましたが、
身体を温めてリラックスして
ちょっと昔の、あの頃の感覚を思い出してくださいね。